女性の年齢別の就労人数の変遷は、従来M字カーブといわれ、出産育児期にかかる20代後半から30代まで底になり、ひと段落つくとまた人数が増加し、それがアルファベットのMのようなだと名づけられた。少子高齢化問題が叫ばれ始めた頃、『女性と高齢者』を働きたい意欲なある人を活用できるようにしなければならないと。このM字カーブの解消が急務とされた。それから、出産や育児でも女性が継続就労される・するのが当たり前。25歳~39歳の女性就業は8割超となった。高齢者の方も65歳~69歳男女の有業率は5割超。M字カーブが台形型に近づいている。頭打ちが近いとも指摘があり、女性雇用者は、非正規雇用が多いと指摘されている。今後は、その中身が問われることになる。