『知っているわかっている、そんなことはあり得ない。』いう事業所もあるが、ハラスメント対策には、地道に対策、研修をまず行っていくことである。『時間的、コスト的に余裕がない』これまた決まり文句のようにかえってくる言葉である。ITルーツが充実してきた中で、オンラインも可能である。コストも一人当たりを考えれば集合研修よりも数段カットされる。リアルな研修との比較では効果のほどは別としても、まずもって、最初は、会社の本気度を伝えることのためには、取組をスタートすることが一歩である。ハラスメントを引き起こす要因はこれ一つではない。これだけやれば起きないということもない。それでも何がハラスメントとなるのが、わが社は何のためにハラスメント防止に力を注ぐのかを伝えていかなければならない。