春先の予報では、今年の夏は猛暑予報。熱中症は,5月の連休過ぎから発症者がぐんと多くなるのが通例である。気温の上昇にまだ慣れていない身体がついていけずに、発症するケースがこの時期多い。飲食業は店内にクーラーをきかせていても、厨房は灼熱状態。多忙の中で、ついつい水分補給を怠り、発症というケースも多いのがこの時期である。その後、身体がある程度高温に慣れてくると発症率も収まる。2020年は、7月が雨ばかりで、気温が上がらず、8月に入ると,とたんに容赦ない猛暑続き、身体が十分に高温に慣れていないままである。負担が多いわけである。9月の残暑の行方も気になる。コロナ感染症とのダブルパンチ状態である。しかし、熱中症は対応策がより明白である。温度管理、湿度管理、そして従業員の健康管理と怠らずに職場の環境の基本を要チェックすることである。