転倒事故要注意

東京労働局が公表した、2019年の労働災害発生状況によれば、死亡災害事故が過去最少の47人。一方、休業4日以上の死傷災害は4年連続で増加となっている。業務別でみると、第3次産業での事故の増加が目立つ。事故の類型では、転倒事故が24.4%と最も多い。ついで墜落 転落 17.8%。働く高齢者が多くなっているのも一因になっているかもしれないが、転倒事故は確実に意識していけば 防げる事故でもある。梅雨の時期、傘から垂れたしずくで、床が滑りやすくなっている。傘立てを用意する、吸湿性の高いマットを敷くだけでも、転倒事故を防げるはずだ。