言替え本が目立つ。言葉はなまもの。いきのよい言葉を発することができるか、腐ったような言葉では、相手の体調をこわしてしまうような言葉になってしまう。「いつもいつも言っているのに・・・」「何度いったらわかるの」と、発したことばは、相手を腐られてしまう。「いつもいっているって、私が聞くのははじめてなんですけど・・・」と、いいたくもなる。「みんな〇●だといっている」これもしかり、みんなって誰? 言替え辞典が必要となるのは、こうした時だ。言葉を発する前に、何をいいたいのかを整理して、相手の気持ちに入っていける言葉に変換。とはいえ、発した御仁は、感情的になっている。言替え辞典は、受け取った側には、『変換辞典』として、心を腐らせないように自分で変換も必要である。