梯子をつかえ

高齢者が多くなっている団地を取り上げた番組内、同じく高齢者のボランティアの活動状況が映しだされていた。熱中症対策のひとつとして、時間をみては、単身者の高齢者の住居を回る。様子に変化がないか、また適切に冷房を使用し、暑さ対策をしているかどうかを見回る。『幸せはつかみ取るもの。待っていたもこない。掴むために届かなければ、梯子使う。そのためのボランティアだ。』と遠慮せずにSOSをかけてほしいと声掛けが伝わる。金銭的に余裕のない高齢者世帯には、他家で不用になったものを再利用。高齢になると、プライドや遠慮やしがらみ等々、積み重なって声があげられない者も多くなる。梯子を使って欲しい、そして、もっと安心安全な生活をできるように支援を求めてほしい。