とある事業所では、1日防災訓練の際に、災害発生時に本当に出社できるかどうかを真、協議した。従来の想定は10人以上を確保できることを前提としていたが、実際にはその3分の1程の人員、さらにその社員は若い社員ばかりであった。想定内では、トップも人員も確保できているとして作られていた防災訓練、ところが想定外では、実際にはその人員だけで、緊急な対応をせざる得ないときに責任もって対応できるか。今年の防災訓練はそこから検討訓練とした。 そこにこそ、防災訓練の意義がある。このくらいの人数が最低必要だからという発想で捉えていれば、想定外が即、生じてしまう。想定外は練っていっても生じる。それでも塞ぎ、小さくしていく発想ができる。
