退職、異動の挨拶がまだ葉書や手紙が主流だった時代から、メールでの挨拶が通例となった。はじめてメールで異動の挨拶をいただいたときは、「時代が変わった。」とも思ったが、ごくごく当たり前のこととなっている。昇進によるもの、出向、転籍、定年、転職、辞任とその理由は様々だが、いずれも新天地に踏み入れることには違いない、人事には思いもかけないこともある。不本意なこと、不条理ともいえることも。今年はコロナ禍の中で、時代の大きな変革期に翻弄されたと思えることもあるかもしれない。が、それでも関わった縁で前向きな挨拶状をいただいた。こちらも大きなエールを送っている。