アダム スミス

アダムスミスの夕飯が誰が作ったか。題名が刺激的。内容も今まで当たり前のように思い、気にもしてこなかったことが小気味よく指摘されていた。さて食事の支度は今回は触れずに、アダム スミスと言えば、すでにわかりきったような歴史上の人物評価が浮かぶ。刺激的な本題から派生して、本を再び読み返すと、国際秩序の在り方など現在抱える問題が浮かびあがる。国と国の間に果たして共通な公平な観察者の判断基準を本当に打ち当てることができるのか。国際法を形成・維持は可能なのか。21世紀また、問い直されている。