みなしとは

  みなし制とは、それとは実際は違っていても反証は認められず、みなされたことが通るという意味である。労働基準法では、事業場外のみなし労働時間、裁量労働制のみなし労働時間などの定めがある。日常生活でも、うっかりしていると、反証をゆるさないという主張がなされるものである。

   ●月から取引の約款が変更になる旨のメールが来た。よくあることだが、じっくり読んでみると、「原約款英語版とこの翻訳した日本版との相違があった場合には、英語版に従う。…了承したとみなす」と記載されていた。『みなす』という表現とその意味は重い。