お返し

『これ到来物お福分け』と差し上げると、『有難う』という言葉とともに、後日の『倍返し』、お返しをいただくことがあるあると、友人と笑ったことがある。こういうやり取りが『負担になるから』といって、物をもらうのを嫌がる方もいらっしゃるので、押し付けがましくならないようにと、気をつけるのだが。                       このお返しが負担かというと、そうでもない。というのも、気持ちの行き来にそっと差し出される一言が嬉しいからだ。お返しを期待しているわけではない。もらってくれるだけ嬉しい。お返しは、物だけではない。                                       仕事の場面、人と人との間には、そっと触れられるお返しの言葉で、やる気もでる。それが上司だったら、恐る恐るの間違いの報告に、まず冒頭に『なんで間違えた…』か小言から始まるのか、『・・・・よく言ってくれた。』と添えられるのかでは、次回の部下報告が異なってくる。いや、報告すらなくなってくる。