事業概要

社会保険労務士とは

社会保険労務士の取扱う仕事は、端的にいってしまえば、経営資源のうちの人・モノ・金・(情報・時間)のうちの人に関する事項すべてです。
 山下労務管理事務所では、単に社会・労働保険の手続きにとどまらず、『チェックアンドバランス』を旗印に、働く人(経営者・労働者)をサポートしていきたいと願っています。
 働きがい・支えがいそして理想は生きがいのある職場作りのお手伝いをしたいと考えております。

チェック&バランス
シンボルマークに込めた意図とは

 私どもが、関わらせていただくお客様(クライアント)は、企業・会社・事業所を通じて、人というお一人お一人、個性あるそして生命という限りある存在、世界にひとつの特定・特別のものです。
 また、人は、仕事の顔、家庭の顔それぞれの面を有し、職場では、仕事を通じて自己実現し、会社と共に成長していく大切な存在です。 仕事と家庭、仕事と人生、生き甲斐と働き甲斐、組織と個人…バランスが重要と考え、シンボルマークは天秤です。

天秤~ 天は、まさしく「人」の頭の形に、「人」が手足を広げ立ち上がっている姿を模した象形文字です。「人」の体の一番 頭を意味し、一番上、そら、そして天を意味するようになりました。

(常用字解より)

 左右対称の字体は、まさしくバランスそのもののようです。秤は、のぎへんは穀物をあらわし、つくりの平は、于と八との組み合わせ。于は手斧をあらわしています。手斧で木を平らに削り、木片が左右に飛び散る形が「平」   

 (常用字解より) 


 平も左右対称です。平は、平和、穏か、平等、ひとしいことを意味します。穀物を平等にするそれが秤ということでしょう。

経営という視点から、企業・会社の「人」を支えていくのが社会保険労務士の仕事と位置づけています。

倫理規定社会保険労務士 倫理綱領

社会保険労務士は、品位を保持し、常に人格の陶冶にはげみ、旺盛なる責任感をもって誠実に職務を行い、もって名誉と信用の高揚に努めなければならない。

社会保険労務士の義務と責任

  1. 品位の保持
    社会保険労務士は、品位を保持し、信用を重んじ、中立公平を旨とし、良心と強い責任感のもとに誠実に職務を遂行しなければならない。
  2. 知識の涵養
    社会保険労務士は、公共的使命と職責の重要性を自覚し、常に専門知識を涵養し理論と実務に精通しなければならない。
  3. 信頼の高揚
    社会保険労務士は、義務と責任を明確にして契約を誠実に履行し、依頼者の信頼に応えなければならない。
  4. 相互の信頼
    社会保険労務士は、相互にその立場を尊重し、積極的に知識、技能、情報の交流を図り、いやしくも信義にもとる行為をしてはならない。
  5. 守秘の義務
    社会保険労務士は、職務上知り得た秘密を他に漏らし又は盗用してはならない。業を廃した後も守秘の責任をもたなければならない。

リスクマネジメント

ERM~Enterprise Risk Management

人材に関係する業務運営リスク

原因リスク対策項目
旧態然の労働慣行
従業員に対する
意識の欠如
職場の安全意識の欠如
雇用維持・保持 契約違反       
健康 メンタルヘルス配慮違反 
安全配慮義務違反(防災防犯)     
セクハラ・パワハラ・アルハラ
労働協定違反
法令違反
差別行為  
個人に対する傷害などから生じるリスク
従業員との関係
職場安全環境整備
教 育 (新人・管理者) 
差別行為とは
保険制度による金銭的な補填
内部の不正行為
内部統制・管理体制
・責任体制の欠如
従業員の社会的
責任の欠如
内向な組織体質
社内規制の逸脱
内部関係者の関与による
詐欺 横領 着服 背任行為
法令違反(情報漏洩)
等から生じるリスク
組織風土の改革
責任体制
チェック体制
社内規制の見直し 適正化
懲罰規程 説明と納得
社内通報の仕組み
保険による金銭的損失の補填
就業外の行為
経営者・従業員等の
社会的責任の欠如
民事 近隣関係
金銭トラブル(借金)
家族親族トラブル
刑事 軽犯罪 交通事故 
その他刑事訴追
仕事への影響(個人レベル)
企業に対する信頼の損失
企業の理念 
ビジョン浸透
助言 サポート
(プライバシーの問題あり)
広報 マスコミ対策
退職後(個人)情報漏洩・競合違反・
営業妨害(故意)・データ消失
などによる損失
契約 競業避止 就業規則
退職時のチェック
誓約書
退職者とのトラブル回避
保険制度による損害補填