『暴風を防ぐ。貴重観測術が進歩して、天災は1箇月前に予測可能となり、暴風を大砲で雨にかえることができるようになる。20世紀後半には難船、津浪の害がなくなる。地震はあるものの、家屋、道路はその被害を受けない構造物に改良されている。』とあるのは、1901年1月2~3日報知新聞に掲載された20世紀の予言の第17番である。台風の予測はその精度は増しているもののその脅威は衰えることはない。自然の利用して環境変化させる一方で、その害を最小にすることは、21世紀になってもいやこれから変動幅は増していく。人ひとりではどうしようもないが、その一人一人が動かなければどうしようもない。