6秒間

 アンガーマネジメントでは、『6秒間』待てと指摘される。短い時間のように思えるようだが、6秒間の沈黙は長く、怒りも収まってくる。以前から、パワハラ研修の際にも、実際に6秒間の体感をしてもらい、「叱ることが怒り」になっていないかと自問自答する時間になる。この研修も何回も繰り返さないと、すっかり抜け落ちてしまいがちではある。                                              とあるドラマを見ていると、主人公の配偶者の管理職研修シーンに、この『6秒間』ルールの研修シーンが、登場。研修当初からすると随分と浸透してきた感を覚えながら。ドラマでは、早速この研修体得を実行して、主人公がわざと、配偶者を怒らせようすることに対峙して、持ちこたえているシーンがひとつの山場になっていた。研修の際には、『こうしたアンガーコントロールができるようになると、家庭内でのコミュニケーションが円滑になります!!』とも、以前から伝えている。ドラマの方は、主人公は、あえて円滑にいかないことを意図していたが、勿論、実生活では活用して、家庭内での意思疎通促進につながる。