50代になると、転職がままならぬといわれるが、『手に職 技術』がある場合は異なる。50歳以上のITエンジニアの転職動向について、転職支援サービス『リクルートエージェント』のデータにより、、リクルートが発表した。 これによれば、50歳以上のITエンジニア職の転職者数は、2019年を1とすると2024年は4.3倍に増加。背景の一つとして挙げられるのは「2025年の崖」と呼ばれる、日本企業の老朽化した基幹システム(レガシーシステム)やDXが進まないことによる経済損失等の諸問題がある。 レガシーシステム刷新のため、それらのシステムで使用されている、日本では60年代に使われ始めたCOBOLなどのプログラミング言語のスキルを持つ50歳以上のエンジニアはニーズに合う可能性が高い。また、トラブルシューティングや若手育成などの経験も期待されている。