2021年出生数 81万人

団塊世代は、高齢になっても元気な方が多く見受けられる。塊の漢字が表すように、人口構造上大きなインパクトのある世代で、これまでの日本を支え続けた世代である。内閣府の資料によれば、『我が国の年間の出生数は、第1次ベビーブーム期には約270万人、第2次ベビーブーム期には約210万人であったが、1975(昭和50)年に200万人を割り込み、それ以降、毎年減少し続けた。1984(昭和59)年には150万人を割り込み、1991(平成3)年以降は増加と減少を繰り返しながら、緩やかな減少傾向となっている。』270万人という数字が今、81万人と示された2021年と対比すると、途方もない数字に逆に思えてならない。