選択の力 その2

記憶は上書きされることもある。記憶は思っている以上に不確かである。「人の記憶は取り出し易い情報に注目し、それを重視しがちである。』(選択日記p20 シーナ エイエンガー著)目にする回数が多くなればなるほど、好意的になる。就職面接の際には、最初と最後の人に注目が集まるし、記憶に残り易い。自分の確たる記憶による経験や直観により自律的に選択したつもりが、いやいやその判断の裏側には他人の操作や思惑に影響されることもあると、選択に力だけにおぼれれたならない。