障害者雇用率達成には、中小企業においてはなかなか苦慮するところもある。とある事業所の担当者は、異動の際に担当期間中に達成できたと喜んで語っていた。この23日公表された、民間企業や公的機関などにおける、2022年の「障害者雇用状況」の集計結果（22年６月１日現在）では、民間企業の雇用障害者数は61万3,958.0人、実雇用率は2.25％（前年比0.05ポイント上昇）で、雇用障害者数、実雇用率ともに過去最高を更新した。国の雇用障害者数は9,703.0人、実雇用率は2.85％（同0.02ポイント上昇）している。
