『新聞広告を打っても、本当に1人も職員応募がない状態がずっと続いていた。退職者も重なり、事業運営が厳しくなってきた時期もあった。そこで、もう思い切って週休3日・夜勤専従を導入する決断をした。準備には半年ぐらいかけたが、それまで1人も来なかった応募が、これを始めると、1回の求人広告で7人応募があった。}とは、とある介護施設の例。1日10時間労働×3日を打ち出し、人手不足の解消へ。それだけではなく、分業制として介護職は本来の身体介護だけに専念できるようにした。家族からのクレームも減少したという。人手不足問題は、介護職だけではない。他の事業所も従業員の働き方も。従来にはない工夫が迫られている。