透明な存在

オンライン講座では、興味はあるが門外漢なテーマ講義の敷居を低くしてくれる。今回は、レスキューロボットの開発。阪神淡路震災を契機として、研究テーマをレスキューロボット開発として第一人者となった先生からの講義は、動物から学び、それをさらに打ち破り、動物を超える、そうできなかった新しい機能をもとめ、人の命を救うレボット開発であった。最近はどの家庭にも浸透している自走式円盤型掃除機は、「ロボット」か、「車」はロボットと言えるかを最後には受講生への問いかけで終わる。ロボットかどうかということすら意識しなくなる存在へ、それが透明な存在。もう一つのテーマであった。