競う

4年に一度といえば、オリンピック。5年に一度はショパンコンクール。芸術の分野で競い、そして評価し、順位を聞けることは、審査する側、される側にとっても過酷である。基準の取り方が変われば、順位もがらりと変わる。『私の感性ではこの人を推す。』と、同番組では今回は、選外になった(と言っても世界から選ばれた若きピアにスト)から、今後活躍が期待できる方へのコメントも聞くことができる。                            他人と比較ではなく、もはやどれだけ、ショパンの音楽を自分の中で深化させ、それを表現しているか。聴く側にも問われる『競』の次元に