男女間賃金差異分析ツール


 中小企業向けの男女間賃金差異の要因を分析できる簡易なツールとして「男女間賃金差異分析ツール」を作成され、公開された。「男女間賃金差異分析ツール」では、自社の男女間賃金差異をはじめとする労務管理の基本データを同業種・同従業員規模の企業平均のデータと比較することで自社の女性活躍に関する強みや課題を明らかにすることができるもので、厚労省によるもの。活用パンフレットでは、「男女間の賃金差異」が生じる要因・課題に応じた雇用管理の見直しに係るアドバイスを掲載もある。男女間賃金差異には、1 管理職に占める女性比率が低い。2 女性の継続就業に課題があること等。様々な事情が反映される。こうした分析ツールを活用することで、自社の女性の活躍推進に取り組むにあたって、特に女性の登用や就業継続の進捗を測る観点から有効な指標となる。