わが意を得たり。と、本を読みながら力が入る。『やばい・超・めっちゃ、この3つを使ってを絶対使ってはいけないよ。』 (『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ 』 小学館新書 P137)留学先の日本の高校先生に注意されたときの言葉を紹介されている。同感・同感と、・・個人的に、特にやばいという言葉の発音とともに、『美味しい』『嬉しい』『素晴らしい』『好き』『とてもいい』『いい気分』などなど、表現の幅が広く使われ過ぎて、気持ちを省略し、言葉を惜しむ。本当のところの気持ちを伝えられない、「いやな気持」が沸々と上がり、キライな言葉の一つである。とはいえ、言葉はいきもの。転じて意味が世代や、時代で変革し、生き続ける。が、個人的には使いたくない言葉の第1分類に入っている。 『万能すぎて、表現能力が付かない』ため、先生はカジュアルすぎるという理由とともに、『禁止したのでは』と、駐フィンランド大使館商務部上席商務官の方は当時を思い出しての弁が続く。大人になっても母国語を意識的に継続して学ぶ必要を外国人から学ぶ。