残紫陽花

季語に「残菊」がある。重陽の節句を過ぎても咲いている菊を指し、秋、晩秋の季語とある。ベランダに咲いている五輪の紫陽花は、残紫陽花。師走に入っても赤く色づき、大輪を維持している。どのように変容していくかを楽しみに、冬を迎えそのままにしている。