1年に1回、各事業所で必要な手続きのうち、社会保険料の見直しに繋がるのは、「算定基礎届」という手続きである。4月からの33ケ月の報酬の平均額により、今後の1年間の社会保険料の負担額を変更させるという仕組みだ。年の途中でも、固定給に関わるものが上がってその後の3ケ月平均において事前に示されている等級枠を2枠超える場合(2等級)にも、見直す。月額変更手続きで、通称げつへんと呼ばれている。固定給の変動が激しい事業所では、算定から次の算定の期間において、2回3回と変動するところもありため、チェックが欠かせない。