新茶の季節

新茶を知人友人に贈る季節となった。値段の多寡ではなく、新茶はその時期だけの香り。天候により味は左右される。直接電話をかけて、毎年、同じ質問をすることにしている。『で、今年の出来は?』当然、出来は良くないという返答はあり得ない。が微妙なニュアンスを電話口での声のトーンで感じ取る。今年の出来は、『上々』と。その旨もお知らせしつつ贈った先の知人友人からは、『美味しいとのこと。』これも美味しくないとの返答はあり得ないが、『今年は確かに美味しい』と私には伝わった。