面白い本があるというので、『貸して』と気軽に頼んだところ、『電子本だから』と言われた。21世紀も20年経過すれば、あるある話である。 知人から、メールが来た。内容は、「本等の始末どうしている?」というものであった。もちろん紙媒体の本である。『チャリ本にする。』と紹介した。寄付本の仕組みである。なにがしらの金銭になり、それを直接指定する団体に寄付できる。3方良しの気持ちのいい仕組みである。『さっそく、送ります』と、返事が返ってきた。気がかりなのは、紙の本から電子本に一定数切り替わったら、こうした仕組みはどう構築されていくのか。それも時代の新しいツールで何かできると期待している。