敬老の日

9月15日は敬老の日だった。健康で年を重ねられるのは、本当に周囲にも喜びを与える。健康寿命と言われて久しい。昨今は、さらに健康で社会に貢献できる寿命、貢献寿命という言葉を津々伝わる。「貢献寿命」とは「社会とつながり、役割を持ち、誰かの役に立つ、感謝されるといった関わりを持ち続けられる人生期間」と定義されている。                                                             高齢(80代)になっても子供世代のために、夕飯作りをしていた伯母は、「大変だ」とこぼしていた。一方 子供(従姉)は、「夕飯の役割があるほうがいいとお願いしている。といってもお惣菜が多いので、そんなに負担になっていない」と、それぞれに周囲には本音や手の内を伝えていた。こぼしていたとしても、プライドありのはず。高齢になっても、頼られている、少々大変にはなっているが・・と。一方家族のほうも、まだまだ期待している、いざとなれば、いくらでもサポート体制ある。といった具合だったのか。                         その伯母も亡くなって数年たった。夕飯の攻防は、次の世代となっているはずだ。