採用早々に、金庫の鍵など重要なものを預かる立場になった従業員から、「なんでそんなに最初から信用するのですか、万一持ち逃げされるかもしれないのに」と、尋ねると、「何かあったら、選んだ私が悪い」こんなエピソードが今放映中の朝ドラの実際の当時の秘書が語るエピソードとして紹介されていた。 企業が人を採用することは、個人にとっては、今後のキャリア形成上、企業にとっては会社の今後の命運を分けることにもつながる。採用側は常に、面接官経験者の悩んでいる。 「能力・適性の見極めに難しい。」 面接官経験がある人事担当者を対象にした実態調査結果によると、面接官としての経験年数は「10年以上」が37%で最多、1年間に担当する面接回数は「1~5回」が34%で最多、次いで「21回以上」28%となった。 一方で、面接官としてのトレーニングや研修の受講経験が「ある」と回答した人は36%にとどまっている。6割以上が研修未経験。 「面接官として悩みを感じるか」には、81%が「ある」と回答、「候補者の能力や適性を正確に見極めるのが難しい」「候補者の本音や意欲を引き出す質問が難しい」などが挙がった。
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