『老い』という言葉のイメージでは、衰え、弱い、哀しい、といった負のイメージばかり。誰もが、日々いや一秒ごとに、受け入れていることなのに、誰でもいや、人だけではなく、生きているものすべてだ。『老いを愛づる』では、素直に老いを受け入れ、そこには生きとし生きるものすべてに、優しい目で『愛で、受け入れている。』 人生をマラソンにたとえ、人の背中を見ながら走りつつも、折り返し後は、後から走ってくる人の顔が見える。若い世代の顔を見ながら、残していくもの、残していかなければならないものを走りながら考える。P22追っていった背中の数が少なくなっていく一方で、顔が見えてくる数が増えてくるのだ。愛でるとともに、若々しい顔を愛しいと思えるゆとりがそこにはある。(参照 老いを愛づる。 中村桂子著)
