意思疎通のために

言わなくてもわかる。という時代ではなくなった。言葉にして伝えなければ伝わらない。それでも100%ではない。お互いがわかったといってもだ。だからこそ、言い合い、確認しあっていく。わからないことは、聞く。尋ねる。こういうことなのかと具体的に確かめる。「言わなくてもわかる」と思い込んでいた時代とは面倒な手筈を踏むことになる。多様性の時代を進めるには、こうした手間に有用な情報共有過程に、潜んでいると考えかたを変えることが求められている。