悲観論と楽観論のはざま

「水の悲観論者は間違っているが役に立つ。水の楽観論者は正しいが、危険だ」水に関する中東地政学の専門家、ロンドン大学・キングスカレッジのトニー・アラン教授の弁だそうだ。                             一般的に前向きの楽観論が強調されることが多いが、良い悪いではない。悲観的な見方も、楽観的な見方も双方を眺め見ることができる切替ができるかどうか。                                         転記予報で雨60%と指摘されれば、傘を用意する。人によっては30%でも用意周到に準備する方もいる。一方で何とかなるといって何も用意しない人は、どうだろう周囲を見渡してみると、昨今は見かけない。                   想定外の事が起きるかもしれない、目いっぱいの用意はできずとも、日々その中で用意できることはしておこう。と、100%の安心は確保できずとも、びくびくと怯えるほどの日常を過ごさずにできる。悲観と楽観の中、日々揺れ動く。