息を吐く

吸って吐いてと声掛けを聞く。体操時には特に。息を止めずにいわゆる有酸素運動を実施するためである。この声がけの反対、『吐いて吸って』は、水泳時に教わった。吸ってを先にすると息とともに、水を吸い込んでしまいがち。また、鼻から、小さな口元にして、フーっと息を吐くと、自然に息が入ってくる。という。息継ぎがあんなに大変だったのに、順番を逆にすると、不思議不思議、意識せずに力も入らず簡単に息継ぎができた。陸上でも同じ。精神的な場合も同じ、逆転の発想というには、あまりにも大袈裟過ぎる。吐くから、始めてみよう。息だけではなく、弱音も吐いていい。