怒ってはだめ?!

上の立つ人からの、『個々によく観ての褒める一言」は、次へ進める原動力が、何よりも込められている。   昨今のスポーツ界では、「怒り」の指導 根性論からの転換が起きている。会社内おいては、パワハラといわれないために、怒れなくなり、モノ申せない上司にも、昭和時代の指導や指示の出し方からの意識変革が求められる。 

実は、怒ってはダメの大会でも、怒られる。①ルール・マナーが守れない ② 取組態度、姿勢が悪い ⓷ いじめ 悪口をいう。④ 命に係わる事故になる危険がある。これを、更に小さな子供達にわかる言葉で伝える。 社会人も同じだ。なんでもかんでも上司が怒っていては、修正箇所が伝わらない。まして怒られる側も社会経験を積んでいればいるほど、反発と憎悪だけが増幅していく。

  出場のベテラン監督の一人は、とある地方大会歴代一番の怖い監督と評判。「いつも怒っているから、今日は黙っている」ダンマリを決めていた。それに対して、「(黙っていないで)今日は子供達を褒めてください」と『怒ってはダメ大会』主催者が返したところ、「褒めるところなんかなにもない」とすげない返答。                            ところが、試合中に、子供の試合の様子に対して、監督へ質問をすると、出てくる出てくる監督からの観察の一人一人の成長の言葉。そしてとうの監督自ら、試合後に出場選手の子供達に「〇〇がよかった」とそれぞれ肩に手をあてながら、全員を褒めた。ところが、試合には出れない控えの選手一人に声掛けがまだ残っていた。『いつも怒っているから黙っている』と当初いっていた監督が、その子供にも、『あなたの笑顔が素晴らしい。みんなに勇気を与えている。ありがとう』と。                                      その子は、バレーを初めて4か月しかたっていない。まだ、一度も監督から声をかけてもらうこともなく、辞めようかと思っていた。初めて監督から直々に褒めてもらったと、この指導者(監督)からの一言で、バレーを続けていこうと思い直したと。                                              (参照 スポーツゴジラ 第69号 P29 スポーツの未来のために』