小売のやりとり

小売店での顧客と店員とのやりとりがめっきり減少の中、とある魚を探していると、年配の店員さんに声をかけたところ、愛想よく店頭にその魚そろそろ並ぶころだと、奥まで行って捌いている先に確認に走ってくれた。あと5分で・・・と、そこまで言われると買わないわけにはいかない。くるりと舞い戻ってくると、指定した魚の切り身が登場、『真ん中がいいですよね』と、肉厚の部分を選別。『ありがとう』と声をかけると、『頑張りました(笑)』と力を込めての応答。なんということもないが、お互いに嬉しい心地になったのは確かだった。