天才

ひょんなことから、読みだした本のタイトルは、「天才数学者ラスベガスとウオール街を制す」題名は刺激的だが、いかに努力しているかを読み解くことは、凡人でもできる。飛び級し、各種奨学金をもらいながら乞われて大学に入学する者がいかに、とびぬけている存在であるかは確かである。しかし天が与えた贈り物だけではなく、他人と異なる点を見つけ、やり抜くために、いかに楽しみかつ闘っているのか。表紙裏の扉には、「ゴールにだとりつくのが大事ではない。そこまでの道のりそのものと、そこで経験することが大事なのだ。」と記されていた。天才ならではの言葉であった。