2025年版「高齢社会白書」が公表された。2024年10月1日現在の65歳以上人口が占める割合(高齢化率)は3割近くに達した。(29.3%に増加)。65歳以上人口と15~64歳人口の比率を見ると、1950年には65歳以上1人に対して現役世代(15~64歳)12.1人がいたのに対し、2024年には現役世代2.0人、2070年には現役世代1.3人になると見込まれるとしている。 働く高齢者は増加。65歳以上の就業者数は21年連続で上昇し、就業率も「65~69歳」53.6%、「70~74歳」35.1%と10年前と比べて13.5ポイント、11.1ポイントとアップ。働けるうちはいつまでも働きたいという、意欲ある高齢者像も浮かびあがる。(収入のある仕事をしている60歳以上の者の約3割が「働けるうちはいつまでも」働きたいとしており、70歳くらいまで又はそれ以上との回答と合計すれば、約8割が高齢期にも高い就業意欲)
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/index-w.html