脱サラした知人から、雇用者の時代にはありがたくも思っていなかったが、いざ、一人で起業すると、雇用者の有難さが身に染みるという弁を聞くことがある。傷病手当金や有給休暇の制度があがる。長い雇用期間中、一度もその存在を知らなかったという健康に恵まれた方はなおさらである。 退職後にも加齢とともに、健康に恵まれた方でも医療機関とのお付き合いがでてくるため、この時点で有難さ知る方も。有給休暇は在職中、なかなか消化できずにいたが、いざとなると有難いという声も。 来月は有給休暇消化の促進月間である。健康で活き活きとした働き方を継続できるために、『今、あればよかったのに』ではなく、『今、取得してよかった』明日も元気で過ごそうという気風が現役の時に保てる制度にしていかなければならない。