熱中症対策として、個々人の対策には、1 食事 2 睡眠 3 運動 といったごく当たり前の対策。食には水分が付きもの。意外にこれだけ注意すれば大丈夫というものもなく、健康管理の基本をまずは個々人も抑えるところがスタートラインといえる。 睡眠時間の確保は、社会人にとっては、労働時間との裏返し、過重労働が続けば、慢性的な睡眠時間不足となり、免疫力ダウンとなる。ビジネスと人権においても、過重労働は人権問題と指摘される。 『脳は眠りで大進化する』文春新書P204では、睡眠は基本的人権の一つ。日本国憲法に定められている「基本的人権」に関わるとし、その重要性を改めてしめしている。生存権侵害にもかかわってくる。寝不足? では済まない根本的な問題があぶり出されている。