第19回(2023年)「中高年者縦断調査(中高年者の生活に関する継続調査)」によると、働く続ける一番の理由は「健康維持」 この調査は、2005年10月末に50~59歳だった全国の男女を対象に毎年実施しているもの。第19回調査では、第1回調査から協力が得られた1万5,523人について集計しているもの。調査対象年齢は68~77歳に至る。
第1回調査で「仕事をしている」者の就業状況をみると、男性「<第1回>正規の職員・従業員」の39.1%が
今回調査でも仕事している。女性「<第1回>パート・アルバイト」では30.5%が仕事継続。
今回調査で「仕事あり」の者のうちで、仕事をする理由(複数回答)は、「健康維持のため」が男性53.8%、女性55.8%で最多。過半数以上が健康維持となっている。第2位には、男性は「その次には現在の生活費のため52.4%、女性は「社会とのつながり維持」43.4%。働くのは健康維持が男女とも一番となっている。
(仕事をしていない者のうち「仕事をしたい」と思っている者は男性14.2%、女性10.2%となっている。