コピー機の覆いを思い切り大きな音をさせて落とす。コピーの枚数ごとに、『私は、怒っている』と訴えている。『いや、怒らせるような状況に対して異を訴えられない自分が嫌だ』とも。実際に目に、耳にした状況だ。不機嫌が不機嫌をよぶ。一見ハラスメント? いや、ハラスメントとまで・・と躊躇する。しかしそのままにやり過ごしていけば、職場環境はいっそう荒れ、それが人に感染していく。不機嫌な職場には、何か不満がある。他人に見えないが、その人だけには見えている。その人には見えていないが、他の人には見えている不満やハラスメントの芽が。
