楽器の鳴りがどうも今一つ。最低1年に1回は、調整に出しているものの、今年は練習日の間隔がなかったため、まだ調整に出していないのも気になっていた。通常、込み具合にもよるが、手元に戻ってくるまで2週間の余裕をみておく。今回は、急ぎ必要なため、本店に走って修理部署に直接持ち込む。 そこは、楽器店の中でも異質な世界。狭い空間の中で、壁の作り付けの台に向き合って、多勢の職人がもくもくと楽器の修理に打ち込でいた。『取り急ぎ』、となると、『明日には完了する』とのこと。メンテナンス後の楽器は、やはり調整、部品替えした甲斐があり、音がスムーズに出せる。 日々のメンテナンスは、楽器の良しあし、演奏者の技術とともに重要な部分を占めている。立ち止まり、ちょっとメンテナンス、身体も心も楽器も・・・・