今は昔、茶髪の従業員の相談があった。顧客からのクレーム、会社としての身だしなみ基準からしても、どうしたものかというもの。茶髪そのものを禁止とはせずに、一定範囲の色まではOKとした。おしゃれ染めや白髪染めといった用途もある。対顧客サービス業においては、身だしなみとしてどこまで良しとするか、当時の判断基準である。多国籍で一緒に働く時代、髪の色もさまざま。顧客から従業員を守るという視点もでてきたなか、この社会の許容度も大幅に変化多様化している。人手不足もその背景にあり、髪の色、そもそも、なんで気にするとという時代に入ってきた。