ハラハラ社員

何でもハラスメントと主張して周囲を混乱させる社員をさすと、新造語として冊子に紹介されていた。なるほど、言葉遊び、洒落を使って世相を切る言葉である。                                    ようやくセクシャルハラスメント対策が叫ばれ始めた頃のこと、パワハラのハラスメントの定義もない時代、とある事業所では、自社のセクハラ対策も行うために、セクハラの実態調査したところ、時間が取られる!!「アンケートがハラスメント」であるという声があったと聞き、「何でもハラスメント時代到来」と感じた。不満を抗議する御旗としてのハラスメントは大変都合がよい。ハラスメントで隠されたもっと組織にとっての重大な声なき声を掬いとるためにも、ハラハラ社員の対策も必要となってきた。