洋の東西を問わず、テレビ、映画を観ていると、最近のシーンには、タバコのシーンが少ない。1950年代60年代、もくもくと煙が立ち上るなかで、仕事をしているシーンが多く見かけられた。実際の職場も、分煙に取り組み、喫煙場所も指定されて換気には十分に注意されている。街角にも喫煙場所指定され、愛煙家はそこに集う。空中回廊式の歩道を歩いていると、なにやらタバコの臭いがした。周囲には喫煙場所もない、どうやら、下の街角喫煙指定場所から、立ち上がってくる臭いのようだった。外での喫煙の臭いは風向きで、四方八方に広がる。昭和のテレビ画面では『もくもくと紫煙が昇る』シーンで喫煙者の存在がわかる。。現実では姿は見えないものの、まだまだ臭いという曲者が付いて回っている。嫌煙家にとっては厄介である。