ギフトの極意

もらうより、あげる行為は気持ちが高揚する。もらって嬉しいが、それ以上に差し上げて喜ばれるのを見るのは楽しくもうれしい行為である。自分を褒めることは、自分を労わり認めることで自己効用力がアップできるが、ちょっとしたことで、思ってもいない他人から褒められることがよりうれしい。毎年準備するクリスマスプレゼントやお歳暮も手間暇かかるがこうしたギフトの気持ちが動かすもののようだ。ギフトの極意は、物に託して気持ちと福を届けるとある。一番福を受けるのは、そう、ギフトを贈る側であった。