40歳代から50歳代となると、従前であれば職業生活の終盤を見据えた折り返し点である。70歳雇用が努力義務化され、あと何年後には義務化されるだろうという2022年時代に生き抜くためには、この世代から変革の緒につかなければならない。仕事の仕方・人との関わり方は、専門スキルと別に棚卸することが求められる。ホワイトカラー職種は、職業能力を数値で計測するのが困難なため、あまり意識せず年齢に伴ってスキルが付いているだろうという程度であったが、職業生活が長期間になるこれからの世代は、自身でまずは棚卸をして、来るべきキャリアチェンジに備えることもできる。