おもわず、『イクメンね』と声をかけたら、逆に、『イクメンって言わないでください。』と戒められた。もう10年近く前になる。誰でもやっていることだから。ご本人にとっては、特別なことをしているわけではなく、そういうフレーズで持ち上げられても・・・・という気持ちと、察し、それ以来、あえてイクメンを使う時は慎重になっている。すでに共に働き、共に子供を育てていくのは当たり前の日常になっている方もいる。一方では、一人で育てている方もいる。得意分野でそれぞれ分担する。分野限定せずに、同じように分担するといった具合で、関わり方もそれぞれに模索しつつ、自分たちにとっての最適を探っている時代。 男子学生が「御社の育児休業制度は?」と会社説明会に尋ねたと、まだ当時の採用担当者がぼやいたのが、今や昔。現在では、先んじて、男性育児休業取得率を示して、若年層の人材確保へ。