アネモネ

風が吹くときに花が開くいわれから、名付けられた花、アネモネ。ギリシャ語anemos のaneは、「息を吸う」と意味(印欧祖語)する。息をすると風が起こるから、風が吹くときに咲く花だから、aneがつけられたという。英単語で風速計「anemometer」には、その『風』を意味をaneから形成されている。息をすって吐いて日々生きているわれわれと アネモネとアネは語源では息・風とルーツが同じということにもなる。弥生、春到来、花がいろいろと咲き出き、花の息遣いも聞こえるようだ。