とある事業所では、昇降式のデスクで立ちながら会議を実施。デスクワークは座っての作業、これが健康に良くないということからの導入となった。一方、立ちっぱなしもやはり、健康上の問題がある。厚生労働省はホームページで「立ち作業の負担軽減対策の取組事例紹介」を掲載。そこでは、持続的に立ち姿勢で作業を行う「立ち作業」、「工場のライン作業」や「スーパーの会計作業」、「工事現場における交通誘導作業」など様々な場面での、立ち作業に伴う足腰の負担を軽減するために、作業中に座ることができるイスを設置するなど、作業環境の工夫による対策を実施している例、小売業、警備業などの企業事例を紹介している。スーパーでは、セルフレジが普及しているものの、一部対面式では、イスの設置が今後普及してくる。